MENU

八街市、紙おむつは指定袋不要に ごみ有料化で育児・介護世帯を支援|2026年10月6日版

家庭で使用済み紙おむつを半透明の袋に分けて出す準備のイメージ。

八街市、紙おむつは指定袋不要に ごみ有料化で育児・介護世帯を支援|2026年10月6日版

千葉県八街市では10月1日から、紙おむつを透明・半透明の袋に分けて出せるようになった。同日に指定ごみ袋の価格が改定されたが、紙おむつだけなら指定袋を使わずに収集してもらえる。

対象は、日々のおむつ処理が欠かせない子育て世帯や介護を必要とする世帯。ただし、袋に「おむつ」と書き、ほかのごみを混ぜないことが条件になる。

  • 紙おむつは、中身を確認できる透明・半透明の袋で出せる。
  • 収集は「もやせるごみ」と同じ月・水・金曜日。
  • 黒色などの袋や、ほかのごみが混ざった袋は収集されない。
目次

何が変わった? 紙おむつを別の袋に分けられる

今回の変更は、ごみを出す際の袋の選択肢を増やすものだ。

市の紙おむつ収集の案内では、子育て・介護世帯の支援を目的として明記している。従来の「もやせるごみ」の指定袋も引き続き使えるため、家庭で出しやすい方法を選べる。

透明・半透明の袋を使う場合は、次の手順になる。

  1. 汚物をできるだけ取り除き、紙おむつを小さく丸める。
  2. 中身を確認できる袋に入れる。
  3. 袋の表面に油性ペンなどで「おむつ」と書く。
  4. 中身が出ないように口を縛り、収集日に出す。

色付きの袋、布袋、麻袋は使用できない。「おむつ」の表示がない場合も収集対象にならないので、袋を替えるだけでなく、表示まで済ませる必要がある。

ごみ袋の価格改定と、減らしにくいごみへの配慮

紙おむつの扱いが変わった背景には、家庭ごみ処理の費用負担の見直しがある。

市の広報資料によると、10月1日から指定袋の販売価格が統一された。可燃ごみ袋は10枚入りで、15リットルが150円、30リットルが300円、45リットルが450円となる。家庭ごみの有料化で得た財源は、焼却施設の維持管理や資源ごみの再資源化に充てるとしている。

ごみを減らせば、使う指定袋も減らせる。一方、育児や介護で出る紙おむつは、分別や買い物の工夫だけでは減らしにくい。今回の扱いは、そうした家庭が紙おむつを出すために指定袋を使う負担を避けられる点に意味がある。

ここがポイント: 紙おむつを透明・半透明の袋で出すには、おむつだけを分ける必要がある。生ごみなどを一緒に入れると収集されない。

なお、従来の指定ごみ袋を使える経過措置は2026年12月末まで。手元の袋を使い切る時期と、紙おむつを分けて出す方法の両方を確認しておきたい。

市民からは、値上げ後の出し方を心配する声も

ごみの費用負担を変えるときには、収集場所での混乱を防ぐ説明も必要になる。

市がネット上で公開する「市長への提言」には、袋の価格改定によって買いだめや不適正な排出が増えるのではないか、という趣旨の意見が掲載されている。これは市に寄せられた意見であり、SNS全体の反応を示すものではない。

市は、旧袋を2027年1月以降は使えなくすることや、不法投棄・不適正排出への対策を強化する方針を回答している。

紙おむつの別袋収集についても、「指定袋を使わなくてよい」という部分だけが伝わると、ほかのごみを混ぜてしまう可能性がある。家庭内で処理を担当する人が複数いる場合は、袋の種類だけでなく、表示と分別のルールまで共有しておくと迷いにくい。

最初の収集で確認したいこと

利用する家庭にとって、まず大切なのは収集される形で出すことだ。

市の家庭ごみの出し方では、収集日の午前8時30分までにごみ収集場所へ出すよう案内している。また、事業所から出るごみは家庭用の収集場所には出せない。

紙おむつを分ける際は、次の点を確認したい。

  • 中身を確認できる透明・半透明の袋か。
  • 「おむつ」の表示があるか。
  • 紙おむつ以外のごみが入っていないか。

尿取りパッドなど、紙おむつ以外の関連用品を同じ袋に入れられるかは、今回確認した専用案内には明記されていない。判断に迷うものは、八街市クリーン推進課(043-443-6937)に確認してから出すのが確実だ。

参照リンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次