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平塚・岡崎の買い物タクシー、9月17日から第2期 曜日固定で使いやすく|2026年9月13日版

坂道のある住宅地で買い物袋を持つ住民と乗合タクシーを描いたイメージ。

平塚・岡崎の買い物タクシー、9月17日から第2期 曜日固定で使いやすく|2026年9月13日版

神奈川県平塚市の岡崎地区で、買い物などを支える予約制の乗合タクシーが、9月17日から第2期の実証実験に入ります。第1期の利用結果を受け、運行曜日を固定し、乗り場や地区内のルートを見直すのが今回の変更点です。

坂道が多く、徒歩や自転車での移動が負担になる地域で、買い物に出かける足をどう残すか。運行を試すだけでなく、利用者が予定を立てやすいサービスへ調整する段階に進みます。タウンニュースの9月11日付報道が、第2期の内容を伝えています。

  • 商業施設へ向かう便は木曜日、地区内循環便は火曜日に運行。
  • 運賃は商業施設方面が片道340円、地区内循環が片道170円。
  • 対象は岡崎・ふじみ野の住民で、電話による事前予約が必要です。
目次

買い物便と地区内循環便で、運行日が異なる

第2期は、行き先によって利用できる日が分かれます。毎日走るサービスではありません。

ヨークタウン北金目シャトル便(A・B・お帰りライン)

  • 運行日:9月17日、24日、10月1日の各木曜日
  • 運賃:片道340円

岡崎地区内循環便(Cライン)

  • 運行日:9月22日(火・祝)、29日(火)
  • 運賃:片道170円

予約先は神田交通の電話 0463-54-2222。支払いは現金の後払いです。第2期では新しい乗り場を加え、Cラインを3便から4便へ増やすほか、矢崎・別北地区へルートを延ばします。

なお、市の実証実験案内は5月25日更新で、第1期の情報も含んでいます。利用前には、第2期の乗り場・時刻と予約条件を予約先に確認しておくと確実です。

坂道のある地域で「買った後の帰り」を支える

このタクシーが主に扱うのは、日々の買い物に伴う移動です。

平塚市の実証実験案内によると、岡崎地区の西部・南部には交通空白地域があり、地区内には坂道も多くあります。高齢化率は2026年1月1日時点で約35.5%。市内を14に分けた人口統計の地区の中で、最も高い割合です。

市が示した運行の特徴は、商業施設からの「お帰りライン」で、事前に住所を伝えた利用者の自宅近くまで送ること。荷物を持って帰る区間への配慮が組み込まれています。

ここがポイント: 買い物のための移動では、店へ行けることに加え、購入した荷物を持って帰れることが大切です。

一方、乗合の効率を上げるため、行きは決められた乗り場と時間を使い、予約がない経路は省略する仕組みです。利用者ごとの便利さと、限られた車両を共有する運行を両立させる設計になっています。

住民が求める通院の足は、引き続き課題に

買い物以外にも、地域には移動の要望があります。

市が公開した住民アンケートへの見解には、通院先の病院へ運行してほしいという意見が載っています。市は、希望する医療機関が平塚市内や伊勢原市内の各所に分散しているため、まずは目的地をある程度絞れる買い物利用から検討したと説明しています。

市役所や別の大型商業施設への運行希望もありました。ただ、距離が延びると運行経費が増え、運賃を高くせざるを得ないというのが市の見解です。

これは今回の運行開始に対するSNSの反応ではなく、導入を検討する過程で集められた住民の声です。買い物便への需要があっても、それだけで地域の移動の困りごと全体が解消するわけではありません。

次に見るのは、曜日固定で利用が続くか

タウンニュースによると、第1期の延べ利用者数は232人、乗車率は79.9%でした。市交通政策課には、買い物の負担が軽くなったという利用者の声も届いています。

ただし、限られた実証日で得られた数字です。毎週の買い物の足として続けられるかは、今後の検証が必要になります。

市は約2年間の実証を予定し、利用データを基に運行日数やルート、ダイヤ、運賃を検討するとしています。第2期で注目したいのは、次の点です。

  • 曜日を固定することで、買い物の予定に組み込みやすくなるか。
  • 新しい乗り場や延伸先で、これまで利用しにくかった住民が乗れるか。
  • 増便した地区内循環便に、継続的な利用があるか。

利用を考えている住民にとって、最初に確かめたいのは「自分の乗り場から、行きも帰りも使えるか」です。電話予約の際に往復の時刻を確認することが、買い物の足として使えるかを判断する第一歩になります。

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